平板瓦の雨漏り事例❗️
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平板瓦の雨漏り事例❗️
みなさんこんにちは。
今回は、平板瓦の雨漏りの事例を紹介したいと思います。
平板瓦とは❓
主に、和風の瓦ではない洋風の瓦のことを総称して平板瓦と言います。
和風瓦とは違い、土を使用せず、瓦を木下地に引っかけ釘で固定する、引っかけ釘打ち工法で施工します。
棟部に関しては、和風瓦とは違い、何段も瓦を積み重ねるわけでなく、冠瓦のみで施工していきます。
平板瓦の雨漏りの原因と治し方❗️
瓦の割れによる雨漏り
経年劣化によって瓦が割れたり、強風で物が飛んできて割れたりします。
その割れた瓦を気づかずに放置しておくと、下地の腐食や下地材防水紙(ルーフィング)の腐食により、雨漏りしてしまいます。
瓦の割れの治し方
割れた瓦をめくり、新しく瓦を設置することで治ります。
ただし、釘で固定ができないため、シリコンなどでしっかりと固定することが大切です。
棟部からの雨漏り
棟部を固定しているのが釘の場合は、要注意です。
木下地が、気温の影響により膨張や伸縮をするなかで釘を一緒に押し出して浮いてしまいます。
浮いた釘部分から水が入ってしまい、木下地が腐食して雨漏りしてしまいます。
棟部の治し方
棟部の瓦を一度全て外し、木下地を撤去して、新しく樹脂垂木を取り付けて、南蛮漆喰にて施工し、最後に瓦用のパッキン付きビス(65mm)で固定します。
袖瓦からの雨漏り
平板瓦は、水の流れが横に流れる場合もあり、平瓦と袖瓦のジョイントに水が入り、雨漏りするケースが非常に多いです。
そのため、袖瓦の下は雨水が流れるものと想定し、雨漏りしないように捨て水切り(板金)を取り付けて、そこに水を流し、外に排出するようにしなければいけません。
ただし、今から30年ほど前の平板瓦の物件には、捨て水切りが入っていない場合があり、軒天にシミて雨漏りしている場合があります。
袖瓦の治し方
袖瓦と袖瓦下の平瓦をめくります。
木下地が腐食していれば交換します。
その後、袖水切りを設置して瓦を復旧します。
平板瓦の重要ポイント❗️
平板瓦は、凹凸がない瓦が多く、雨水が上から下に流れるだけでなく、横にも流れやすいため、和風瓦に比べると雨漏りしやすい瓦のため、瓦下の下地材防水紙(ルーフィング)の貼り方や捨て水切りの入れ方などがとても重要になってきます。
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