屋根施工の流れ
和瓦の桟瓦の施工
桟瓦(平瓦)の施工方法です。
縦に糸を張りその糸に添って瓦を葺せ釘を打ちます。
手抜き工事が行われていると
以前は平型瓦の屋根が少なかったため、施工を行える職人がおらず、いい加減な施工・工事で済ませてしまう業者が数多くありました 上記の様な正しい手順で施工を行わないと様々な問題が発生します。 問題が発生すると職人の技が必要になり、専門の職人でなければ修理ができません。 そういった場合にリフォーム屋さん、工務店さん、大手の建築屋さんから、弊社へ診断、修理の依頼を多くいただいております。 上記写真のように1つ1つの工程においてしっかりと施工がされていないと色々な問題が後から起こってきます。 知識のない職人が適当な施工をし、間違った方法の鉄釘で固定しているケースがありました。 なぜ鉄釘が間違いかと言うと、長年の雨や天候の変化で瓦が膨張し、鉄釘の錆により瓦が釘穴から割れてしまうからです。 さらに悪い例だと、ほとんど釘を打たずに瓦を木に引っ掛けているだけ、という事もありました。 間違った施工を行うと、その後雨漏りにつながります。 職人として知識と長年の経験がないために起きた問題です。 お客様が気づかない残念な施工例は多くあります。 そのような施工をする業者がいる事に、私たちはとても残念でなりません。 いけど瓦やは、国家資格1級かわらぶき技能士の職人が、自信を持ちお客様に安心して頂ける施工を行います。 雨漏り修理で、雨漏りが再発したことは1度もありません。 しっかりした業者かどうかの見分け方をこちらのページでご紹介しております。しっかりと施工されていなかった例
瓦を葺くまでの下準備☆平板編☆
ビスにて固定していない為、釘が浮いてしまっています。
ルーフィングとは?
住宅屋根の湿気や雨水から屋根を守る防水シートのことです。
流水テープ(キズリ)とは?
瓦桟と屋根自体が密着してしまうと瓦桟とルーフィングが腐食しやすくなるのを防ぐことと屋根の中にはいった雨を軒先まで流す役目があります。
袖部分や壁際部分、谷に水切りを入れます。
平板瓦(洋風瓦)はこの施工は大切です。
10年前以上の家ではこの作業がしてない。もしくは、いい加減にしてあってその横の木材が年月で腐ってしまっていることが多いです。
水切りとは?
降った雨を室内ではなく、屋外へ水を流す役割を持っています。
瓦のサイズを測り、軒先の出寸法や葺きサイズに合わせて桟木を打ちます。
このあと、瓦を屋根にあげて葺き作業にかかります。