さまざまな屋根材の重さと使用枚数

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さまざまな屋根材の重さと使用枚数

こんにちは。

岐阜県関市で瓦工事をしているいけど瓦やです。

今日は、さまざまな屋根材の重さと使用枚数を紹介したいと思います。

土葺き和瓦(いぶし瓦)

これは、昭和平成初期までの土を使用して施工したいぶし瓦です。

一枚あたりの重量は2.6キロです。

一坪分の使用枚数は53枚です。

下地・屋根・葺き土の一坪あたりの総重量は245.6キロです。

土葺きでいぶし瓦を葺いている写真

土葺きでいぶし瓦を葺いている写真です。

土葺き和瓦(陶器瓦)

一枚あたりの重量は2.7キロです。

一坪分の使用枚数は53枚です。

下地・屋根・葺き土の一坪あたりの総重量は231.2キロです。

土葺きで陶器瓦を葺いている写真

土葺きで陶器瓦を葺いている写真です。

引っ掛け葺き和瓦(いぶし瓦)

一枚あたりの重量は2.6キロです。

一坪分の使用枚数は53枚です。

下地・合板・引っ掛け桟木・固定釘の一坪あたりの総重量は158.2キロです。

引っ掛け葺きでいぶし瓦を葺いている写真

引っ掛け葺きでいぶし瓦を葺いている写真です。

引っ掛け葺き和瓦(陶器瓦)

一枚あたりの重量は3.6キロです。

一坪分の使用枚数は53枚です。

下地・合板・引っ掛け桟木・固定釘の一坪あたりの総重量は158.2キロです。

引っ掛け葺きで陶器瓦を葺いている写真

引っ掛け葺きで陶器瓦を葺いている写真です。

引っ掛け葺き平板瓦(陶器洋瓦)

一枚あたりの重量は3.6キロです。

一坪分の使用枚数は40枚です。

下地・合板・引っ掛け桟木・固定釘の一坪あたりの総重量は148キロです。

引っ掛け葺きで陶器洋瓦を葺いている写真

引っ掛け葺きで陶器洋瓦を葺いている写真です。

ルーガ(軽量瓦)

一枚あたりの重量は3.2キロです。

一坪分の使用枚数は20枚です。

下地・合板・引っ掛け桟木・固定釘の一坪あたりの総重量は70キロです。

ルーガの写真

ルーガの写真です。

スレート和瓦(厚型セメント)

一枚あたりの重量は2.8キロです。

一坪分の使用枚数は53枚です。

下地・合板・固定釘の一坪あたりの総重量は148.6キロです。

モニエル瓦(厚型セメント)

一枚あたりの重量は4.5キロです。

一坪分の使用枚数は32枚です。

下地・合板・桟木・固定釘の一坪あたりの総重量は147キロです。

モニエル瓦の写真

モニエル瓦の写真です。

カラーベスト(薄型セメント)

一枚あたりの重量は3.4キロです。

一坪分の使用枚数は20枚です。

下地・合板・固定釘の一坪あたりの総重量は68.2キロです。

カラーベストの写真

カラーベストの写真です。

ガルバリウム鋼板(横断ルーフ)

一枚あたりの重量は4.1キロです。

一坪分の使用枚数は4枚です。

下地・合板・ビス固定の一坪あたりの総重量は42.4キロです。

ガルバリウム鋼板の写真

ガルバリウム鋼板の写真です。

葺き替えした場合の重さの例

30坪の屋根の場合、屋根土葺き和瓦(陶器瓦)の総重量231.2キロ×30坪=6936キロ

この屋根を葺き替えた場合、

1・引っ掛け葺き和瓦(陶器瓦)の場合、158.2キロ×30坪=4746キロ

およそ2190キロ屋根が軽くなります。

2・引っ掛け葺き平板瓦(陶器洋瓦)の場合、148キロ×30坪=4440キロ

およそ2496キロ屋根が軽くなります。

3・ルーガ(軽量瓦)の場合、70キロ×30坪=2100キロ

およそ4836キロ屋根が軽くなります。

4・ガルバリウム鋼板(横断ルーフ)の場合、42.4キロ×30坪=1272キロ

およそ5664キロ屋根が軽くなります。

まとめ

結果軽さだけを求めるのであれば、ガルバリウム鋼板が一番軽いことになります。

ただし、軽いだけがいいとは言い切れない部分もたくさんあります。

例えば、風速45メートルを超えるような大型の台風などでは、屋根材が軽すぎると屋根ごと飛ばされる例もたくさんあります。

そのため、その各地域にあった屋根材を選ばれることをお勧めいたします。

 

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