瓦屋根の良さ
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瓦屋根の良さ
こんにちは。
岐阜県関市のいけど瓦やです。
今回は、瓦屋根の良さについて紹介します。
粘土瓦
粘土を使った焼き物で釉薬瓦やいぶし瓦などがあります。
粘土瓦の全国シェアの約70%が三州瓦です。
化粧スレート
セメントと人工繊維や天然繊維を加圧整形して作られた物です。
カラーベストやセメント系瓦があります。
金属
金属系はガルバリウム鋼板などの屋根です。
たて平ロックやスーパーガルテクトなどの屋根材です。
これらの屋根の遮音性について
粘土瓦は、49.5db
化粧スレートは、56.5db
金属は、63.5db
粘土瓦は、化粧スレートや金属に比べ素材の厚みがあるため、遮音性に優れています。
それに伴い、空気層があるため、ゲリラ豪雨などの雨音も気にならない屋根材です。
30年後にコストパフォーマンスのいい屋根材
初期コスト、粘土瓦が100平米で80万円
10年後、20年後、30年後、塗り替えが不要のため、メンテナンス費用は0円
初期コスト、スレート屋根が100平米で50万円
10年後、塗装が必要なため、塗装代・足場代を入れると40万円
20年後、40万円・30年後、40万円 トータル120万円
そのため、目先のコストより将来を考えた選択をお勧めします。
瓦は重いから地震に弱い?
答えとしては、地震で肝心なのは屋根の重さよりも建物の強度です。
地震に強い家は、建物の十分な耐震性を持っているかが重要です。
ニュースや報道などで地震により、瓦屋根が倒壊している映像をよく目にしますが、
これらは、建物自体が古く現在の耐震基準で作られていない建物がほとんどです。
そのため、地震においては屋根の重さよりも建物の耐震性をチェックすることをお勧めします。
夏涼しく・冬暖かい屋根材
粘土瓦は、先ほど述べたように空気層があるため、その他の屋根材に比べると断熱性に優れています。
湿気大国の日本では、屋根裏の通気換気など建物を長持ちされるための工夫が必要になるため、粘土瓦はとても優れた屋根材だと言えます。
カラーベストは空気層がないため、湿気でルーフィングが湿っています。
まとめ
日本の重要な建築物は、ほぼ粘土瓦で施工しています。
有名なお寺やお城これらは100年経っても壊れることなく、健在しています。
長い歴史の中でこれだけ建物を守ってきた屋根材は瓦しかありません。
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