雨漏り相談

岐阜県関市の屋根工事.修理.リフォームのいけど瓦やです。

明日から雨の天気が続くようですね。。。現場はもちろんストップ。

家の中はジメジメして洗濯物も乾かなくなる。。。

我が家の 2チワワンコ達は散歩に行けなくなる。。。といいことが一つもないですね。。。

あっ いいことありました。  :mrgreen: 花に朝晩、水をあげなくてもとりあえず枯れない天然シャワー 😀

でもこれくらいでしょうか(・_・;)

さて そんな雨の天気が近づくと雨漏りのご相談をいただくようになります。

屋根の施工ミスで雨漏りしていることもあれば経年劣化で瓦がズレて雨漏りしていたり、漆喰が剥がれてしまって雨がもっていたり…または屋根が原因ではなく壁際の板金との取り合いからの雨漏りだったり、サッシ周りだったり、ベランダの防水機能がなくなっての雨漏りだったりとほんとうにどこからなのかは詳しく調べさせていただかないとわかりません。

残念なことに訪問販売やリフォーム屋さん同業者の中でもまったく知識がなく ただひたすらに漆喰が剥がれているから雨漏りしますよ。と言い塗り直せば雨漏りはなくなります。という人もいます。本当に漆喰から雨が入って漏れているならそれで止まるのですがそうではないことはとても多いです。

でもお客さんは 専門外だからわかりません。そうなんだぁと焦り、お願いをしてしまいます。

何年か後…やっぱり雨漏りします。なぜなら根本の原因が間違っているから…..

 

信用できずに違う業者に頼みます。すると、もうあちこち悪いからまた違うところで雨漏りしてます。瓦がズレちゃってそこから雨漏りです。ラバーロックしないとこれはもうダメですよ。と言います。そしてやっぱりお客さんはわからないからお願いしてしまいます。

2年後…また雨漏りです。。。

このお話は、実際にいけど瓦やにご依頼をいただいたお客様の経験でした。

最初はリフォーム業者の訪問で漆喰が剥がれているから雨漏りしてませんか?と言われたそうです。

実際にその時雨漏りはしていなかったので 『してないですよ。』と答えると『まだ家の中に染みてきてないだけなので今なら間に合いますよ。』とのこと。じゃあ大変だ!とお願いして一安心していたら何年後かに天井からポタポタ…おかしいなぁ。また漆喰が剥がれたのか?と思いながらもリフォーム業者さんを信用できずに今度は お客様ご自身で探された屋根専門業者さんに電話をして雨漏りが…とお話したら見に来て 『瓦のズレが原因ですね。ラバーロックをすれば大丈夫です。』と…

これで一安心と思ったお客様。2年後に雨漏りです。。。

2度目の業者さんに連絡をするとこれはもう限界ですので葺せ替えをしないとダメですね。と言われたそうです。

そして…これが最後とご主人の会社の方を通じてご縁がありましていけど瓦やへ一度見てあげてくれないか。とご紹介をいただきました。あとからは笑い話でしたが正直にお話しますと お伺いした時とても怖い印象でした。そりゃそうですよね。一体どうなっているのか…今までに修理に使った金額も安い金額じゃないのに 誰を信用できるのか。こいつも信用できるかどうかわからない。と思われたそうですから(・.・;)

屋根診断をさせていただきました。結果からお話ししますと、のしに勾配が無く のし幅もない 😯 めくってみたら隅棟の平瓦の幅が広すぎる… 😯 明らかに元々の工事の施工ミス。本来であれば当然するべきことがしていない。雨侵入の形跡全開でした。そして瓦は2度目の業者さんの施工であちこちラバーロックのあとのコーキングだらけで瓦が窒息していて苦しそうでした。しかも打つ場所間違えてますから~ 😯 知識が無く仮に勉強したとしてもそれは本で読んだり人に聞いたりの知識だけ。経験がないリフォーム屋さんには仕方のないことかも知れません。(でもお金をいただく以上ありえないことですよね)ですが、2度目の業者!!同業者として恥ずかしい限りの知識の無さ 👿 修行もなくちょっと働いただけで独立したんでしょう。。。結局 なんでもコーキング処理です。ですが、そんな人に限ってホームページは立派だったりするんですよね。そりゃ騙されてしまうかもしれません。書くだけはタダですからなんとでも書けますもんね。

ましてや見えないところの工事なので お客さんは信用するしかない。。。どうしようもできない。。。

こんなことにならないように 経験年数や所持資格、きちんとした保証 あとは1件ではなく何件も聞いてみる。というようなことはされたほうがいいと思います。

 

そしてこのお話の締めくくりは 棟の積み直しでちゃんと雨漏りは止まりました。 😛