この屋根材は葺き替えるかカバー工法をするしかありません❗️
目次
この屋根材は葺き替えるかカバー工法をするしかありません❗️
こんにちは
今回は、薄型スレート瓦のパミールについて紹介します。
パミールとは❓
薄型スレート瓦の中の屋根材の商品の一つです。
このパミールは抄造法で製造されています。
抄造法は、ミルフィーユの様に何枚もの層を重ねて製造しています。
この屋根材が販売されたのは、アスベストの使用が禁止された時期となります。
なので、パミールはアスベストが入っていません。
パミールの劣化症状❗️
○屋根材がミルフィーユのようにどんどん剥がれてくる
○ひび割れの発生
○色褪せ
○チョーキング現象
○屋根材の反り
○コケの発生
○棟部の板金の劣化
パミールの劣化で危険な劣化状況❗️
パミールの劣化はいろいろありますが、問題になっている劣化症状があります。
それは、屋根材の表面が劣化して水を吸ってしまうと、層と層が分裂しミルフィーユのようにどんどん剥がれてくることです。
普通の薄型スレート瓦は、劣化してもミルフィーユのように剥がれてくることはありません。
一度剥がれてしまうとどんどん剥がれてしまうため、塗装では保護できません。
そのため、パミールの改修方法は葺き替えかカバー工法になります。
パミールの改修方法について❗️
今回は、既存の屋根材を撤去せず、上からカバーする方法を紹介します。
カバー工法は、既存の屋根材を撤去しないため、撤去にかかる人件費や処分費がかからないため、費用を抑えることができます。
ただ、あまりにも劣化が酷く、下地が腐食している場合は下地から直すことが必要になるので、葺き替え工事が必要になります。
では、施工手順を紹介します。
既存の棟を撤去
既存の棟を撤去します。
木下地も撤去してしまいます。
ルーフィング貼り
雨漏りしないようにルーフィングを貼っていきます。
下から順番に貼ります。決められた重ねを守りながら貼ります。
下地の取り付け
屋根材を取り付けるための下地を取り付けていきます。
しっかりと墨出しして、寸法を間違えないように取り付けていきます。
屋根材の荷揚げ
屋根材を荷揚げします。
適当に置いていくのではなく、作業がしやすいようにキレイに並べていきます。
屋根材の取り付け
屋根材を一枚一枚釘で固定しながら取り付けていきます。
棟部の施工
最後に棟部を施工します。
土は使用せず、南蛮漆喰にて施工します。
完成
完成です。
まとめ
パミールは、塗装で保護できないため、注意しましょう❗️
しっかりと専門の方に見てもらい依頼することが大切です。
間違っても塗装できますと言う業者さんには気をつけましょう❗️
関市の屋根工事&外壁塗装工事専門店です。
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本年度より、新規事業として塗装工事事業を開設いたしました。
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