瓦施工ガイドライン工法 平板瓦編

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瓦施工ガイドライン工法 平板瓦編

こんにちは。

今回は、瓦施工ガイドライン工法 平板瓦編を紹介します。

ガイドライン工法とは?

地震や台風などの災害に強い瓦の施工方法です。

瓦下地作業

厚さ12ミリ以上の構造用合板を屋根の上に敷き、ゴムアスルーフィング(防水紙)を貼って施工してください。

下地を貼っている写真

下地を貼っている写真です。

ルーフィングを貼っている写真

ルーフィングを貼っている写真です。

瓦固定方法

軒先瓦は、65ミリ以上のステンレスの釘もしくはビスで固定。

棟部の瓦は、65ミリ以上のパッキン付きステンレスビスで固定。

袖瓦は、横から2本65ミリ以上のステンレスビスで固定と天端から1本65ミリ以上のパッキン付きビスで固定の3点止め。

その他の瓦は、一枚一枚全て65ミリ以上の釘もしくはビスで固定。

軒先瓦を固定している写真

軒先瓦を固定している写真です。

棟部瓦を固定している写真

棟部瓦を固定している写真です。

袖瓦を固定している写真

袖瓦を固定している写真です。

袖瓦を固定している写真

袖瓦を固定している写真です。

使用材料

袖部瓦の下に雨漏れ防止用の捨て水切り設置。

壁際は、雨漏れ防止用の捨て水切り設置。

軒先は、逆水防止用の水切りの設置。

平部瓦は、引掛け固定するための桟木の設置。

棟部は、下地固定用の金具の設置。

棟部瓦固定用の樹脂垂木の設置。

モルタル系南蛮漆喰。

必要に応じて、防水テープを使用。

袖部捨て水切りとは?

平板瓦では、平瓦と袖部の瓦が繋がらないため、平瓦からの雨水が袖瓦の下に流れ込み雨漏りするケースが非常に多いため、雨漏り防止用に使用する板金材になります。

袖部捨て水切りを取り付けている写真

袖部捨て水切りを取り付けている写真です。

壁際捨て水切りとは?

平板瓦は、フラット系の瓦が多く、そのため、雨水が水上から水下へ流れるだけでなく、横方向への流れもあるため、壁際での雨漏り防止に使用する板金材になります。

軒先の水切りとは?

平板瓦は、軒先瓦と平瓦の形状が同じのため、軒先の瓦に垂れが少なく、雨樋に落ちる雨水が瓦を巻き込む危険があるため、軒先の逆水防水用の板金材になります。

桟木とは?

ガイドライン工法では、基本引掛け釘打ち工法のため、瓦を引っ掛けて釘で固定する下地木材になります。

桟木を取り付けている写真

桟木を取り付けている写真です。

棟金具とは?

棟部の瓦を固定するのに、土台が必要となります。

その土台を支える金具となります。

棟金具を取り付けている写真

棟金具を取り付けている写真です。

樹脂垂木とは?

通常の木材だと湿気や雨漏りで劣化してしまいますが、樹脂垂木はプラスチックが原材料のため、劣化しにくい人工樹脂垂木となります。

樹脂垂木を取り付けている写真

樹脂垂木を取り付けている写真です。

まとめ

岐阜県は、VO32メートル地域となっています。

これは、およそ10年以内に風速32メートル以上の風が一度は吹くであろうと言う地域です。

そのため、どんな屋根材を使用してもガイドラインに乗っ取った材料・施工をすることをお勧めします。

 

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