屋根のカバー工法について

目次

屋根のカバー工法について

こんにちは。

もう11月に入りましたね。

今年もあと2ヶ月です。早いですね。

今回は、カバー工法について紹介したいと思います。

カバー工法とは❓

カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せず、その上から屋根材をカバーしていく工法になります。

カバー工法をしている写真

カバー工法をしている写真です。

カバー工法のメリット❗️

カバー工法のメリットを紹介します。

1・人件費を削減

既存の屋根材を撤去しないため、撤去にかかる人件費が削減できます。

2・処分費がかからない

撤去した場合は、屋根材の処分費がかかるため、高くなります。

特に、カラーベストのアスベストが入っているものだと、かなり処分費が高くなります。

3・工期を短縮できる

撤去をせず、上からカバーするため、工期を短縮できます。

4・断熱効果や防音性がアップ

屋根が二重になるため、断熱効果や防音性が上がります。

カバー工法をしている写真

カバー工法をしている写真です。

カバー工法のデメリット❗️

カバー工法のデメリットを紹介します。

1・屋根が重くなる

既存の屋根を撤去せず、上からカバーするため、屋根が重くなります。

今は、軽量瓦や軽い金属屋根などがあります。

2・下地の状態によってカバーできない

下地が腐食していたりする場合は、下地からしっかりと直さないといけないため、カバー工法ができません。

しっかりと調査を行った上で、判断いたします。

下地が腐食している写真

下地が腐食している写真です。

カバー工法の種類❗️

カバー工法には、大きく分けて2種類です。

瓦屋根

瓦は、粘土を成形して焼き上げたものになります。

瓦の種類は、主に釉薬瓦と無釉薬瓦の2つに分かれています。

釉薬瓦

釉薬瓦は、釉薬を使用し表面にコーティングして作られた瓦になります。

陶器瓦とも呼ばれています。

洋風の家によく合います。

陶器瓦の写真

陶器瓦の写真です。

無釉薬瓦

無釉薬瓦は、釉薬を使用していない瓦になります。

いぶし瓦は、無釉薬瓦となります。

古くからのお寺や和風の家によく合います。

いぶし瓦の写真

いぶし瓦の写真です。

金属屋根

ガルバリウム鋼板やジンカリウム鋼板などがあります。

どちらもサビにくくとても耐久性が高くなっています。

金属屋根の写真

金属屋根の写真です。

カバー工法の手順❗️

今回は、板金によるカバー工法を紹介します。

ルーフィング貼り

まず、雨漏りしないようにルーフィングを貼っていきます。

ルーフィングは下から順番貼っていきます。

ルーフィングを縦に重ねるときは、10㎝の重ねが必要です。横に重ねるときは、50㎝の重ねが必要です。

ルーフィングを貼っている写真

ルーフィングを貼っている写真です。

役物取り付け

屋根材を取り付ける前に、役物を取り付けていきます。

逆水防止のため、コーキングでダムを作ることが大切です。

役物を取り付けている写真

役物を取り付けている写真です。

屋根材取り付け 注意点あります❗️

屋根材をビスで取り付けていく際は、約30㎝間隔で取り付けます。

ただ、一回一回スケールで測るのではなく、自分の足の大きさの間隔で固定していきます。

足のサイズが30㎝以上の人は一回一回測らないといけないですね、、、。

屋根材を取り付けていく際の注意点があります。

それは、キレイな上履き用の靴で作業すること❗️

泥の付いている靴で屋根材を踏んでしまうと汚れが取れません。

しっかりと履き替えて作業します。

上履きに履き替えている写真

上履きに履き替えている写真です。

屋根材を取り付けている写真

屋根材を取り付けている写真です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

カバー工法をやるときは、メリット・デメリットがありますので、しっかりと屋根の状態を見て判断しましょう。

関市の屋根工事&外壁塗装工事専門店です。

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