棟積み直し　谷部補修工事 | 岐阜県美濃市

ラバーロックするとこうなります。漆喰が剥がれ、瓦も凍て割れしてしまっていました。

棟部全体が、このように、傷んでいました。

瓦にコーキングをしてしまうと、このように凍て割れてしまいます。コーキングにより、出てこれなくなった雨水がたまってしまい、冬の期間、溶けたり、凍ったりを繰り返すからです。

谷部に土と漆喰が、詰めてありました。これは、ダメです。谷部は水を流す所なので、水を吸い込む土を詰めると、雨漏りの原因と、なってしまいます。

巴瓦も割れていました。おそらく、淡路産の瓦だと思います。この地方の気候にあっておらず、凍て割れにつながっています。

棟部の瓦を解体していきます。

瓦の中の土は、やはりこんな感じ。コーキングがうってあったため、水が出てこれないので、中の土は、雨水でベタベタでした。

南蛮漆喰を使用して、棟を積みなおしていきます。瓦は、三州三河産の瓦を使用です。

棟部の結束をして棟施工完了です。

谷部に詰められた、土と漆喰を撤去します。