谷樋の雨漏りの原因とは❓
目次
谷樋の雨漏りの原因とは❓
こんにちは。
今回は、谷樋の雨漏りの原因について紹介したいと思います。
谷樋とは❓
屋根と屋根がぶつかり、お互いの瓦が繋がらない部分にできる谷状の排水部分のことを言います。
谷樋の重要性❗️
谷樋は、両面の水が集まる箇所であり、屋根の中でも一番雨漏りしやすい部分になります。
そのため、水の流れをしっかり把握し、雨漏りしない施工が必要となります。
また、谷樋に使われる下地板金材の種類も重要になってきます。
谷樋板金の種類❗️
谷樋に使用される下地板金材は、いくつもあります。
鉄板金
鉄板金は、劣化症状として錆びやすいため、水があたるとサビて穴があいて雨漏りしてしまいます。
そのため、メンテナンスとして、塗装による保護をしないといけません。
ただし、サビて穴があいてから塗装していては、何の意味もなく雨漏りは止まりません。
この場合、谷板金の交換が必要になります。
銅板
銅板は、劣化症状として鉄板金よりも、耐久年数はありますが、10年もすると劣化して穴があいて雨漏りしてしまいます。
これは、銅板が雨に弱いわけでなく、瓦との相性が悪く、瓦から伝った水が瓦の塩分を含み銅板に落ちてその部分のみ穴があいてしまいます。
銅板は、基本的に塗装ができないため、谷樋の交換が必要となります。
ステンレス
ステンレスとは、現在主流でサビない素材となっています。
ただし、ステンレスの80%は鉄のため、強い打撃などを加えると化学反応を起こし、その部分が鉄になるため、取り扱いには十分注意していくことが大切です。
谷樋の交換←ここがポイントです❗️
谷樋の交換の際に、注意しないといけないことがあります。
谷樋の交換の際に、よく既存の谷樋を撤去せず、上からカバーで差し込んでしまう施工を進める業者さんがいますが、これは絶対にNGです。
なぜかと言うと、劣化した金属の上に違う金属が触れ合うと、もらいサビ現象が起きてしまいます。
もらいサビとは、サビた金属のサビをもらってしまうことです。
カバーしたものがステンレスであってもサビをもらってしまいます。
必ず、既存の劣化した谷板金は外して新しい谷板金を取り付けることがポイントです。
谷樋の交換方法❗️
谷樋の交換方法について紹介します。
谷樋周辺の瓦の撤去
まず、谷樋周辺の瓦を一時的に撤去します。
既存の谷樋を撤去
既存の谷樋を撤去します。
谷樋取り付け
新しく谷樋を取り付けていきます。
周辺の瓦の復旧
最後に、谷樋周辺の瓦を復旧して完成です。
完成
完成です。
まとめ
谷樋とは、屋根にとってかなり重要な部分になります。
何年かに一度は、点検メンテナンスを行い、雨漏り防止をしましょう。
関市の屋根工事&外壁塗装工事専門店です。
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