雨漏りする時、しない時

岐阜県関市の屋根工事、修理、リフォームのいけど瓦やです。

ひさしぶりに梅雨らしい雨が降ってますね。まだ明日も雨のようですね。

今日 お問い合わせをいただいたお話なんですが、『まだ13年目なのに雨漏りしているんですが工務店さんに電話をしたら雨だから晴れた日にしか見れない。と言われてしまったんですが専門業者さんでしたら見てもらうことはできますか?』とのことでした。雨漏りは家の方にとっては緊急事態です!!早速伺いました。

雨が降っていたので逆に原因が一瞬でわかりました。

原因のひとつ目は 屋根勾配が緩いこと。施工してあったのは平板瓦(洋瓦)で、利き足というのですが瓦にはここからここまでは伸ばしたり縮めたりしても大丈夫です。という基準があります。その基準を超えても瓦が葺けてしまうのでも問題なのです。。。そして利き足が基準を超えて引っ張ってありました。完全な施工ミスです。(詳しく書くと専門的なことになってしまうので省きますが半端がでることによっていろいろな手間が増えるんです。)だからといってやっていいか悪いかは考えてみたらわかることなのですが…

そしてもう一つ、瓦そのものがフラット瓦(平らな瓦)だったので 逆水がのぼったり横に流れたり…ということも考えられます。

応急処置でシートをかけました。こういう手抜き施工、本当に多いです。 :-(d

どういう気持ちでこういう施工をするのか…自分の家が同じことがしてあったらどう思うのか…

おうちの方の困った顔と修理をさせていただき喜んでいただいた時の顔をみるとしっかりと施工することは大事なことだと改めて感じました。