屋根土

愛知県、岐阜県の瓦工事、屋根、修理、リフォームの岐阜県関市のいけど瓦やです。

今日は、瓦を施工する時に使用する屋根土について書きたいと思います。

屋根土は、現在では棟の部分にのみ使用し平瓦の部分は引っ掛け葺きが主流です。その時に使う屋根土にもいろいろな種類があります。

いけど瓦やでは、地元の土を使用しています。この土は粘土質が強く本畳を細かく切っち土に混ぜよく練り合わせているので瓦に対しての粘着がとても強く乾いた時にこれがすごく丈夫になります。ただ においに関しては…とても臭いです。 😉

冬場の施工を心配される方もいらっしゃいますが、この土の中に不凍液を入れさらにセメントを加えて使用するようにしているので大丈夫です。写真 2014-12-07 13 08 22

セメントをまぜるのは手作業の為、備中で土と混ぜます。これがかなりの重労働です。写真 2014-12-07 13 08 29

ですが、これをしないと冬場の土は凍ります。時々 冬場に工事をして崩れてしまった。という方がいらっしゃいますがこういうことをされていないとダメですね。

しっかりと土とセメントを練り合わせれば冬場でも安心工事ができます。